こんにちは、ジョギング大好きのなるけんです!
アシックスには、ランナーをしっかりサポートする機能がしっかり搭載されたシューズがたくさんあります。
中でもジョギング・ランニング初心者におすすめの3シリーズが展開されており、記事にまとめてご紹介しています。

・おすすめジョギング(ランニング)シューズを検索すると、アシックスのゲルカヤノが高確率でヒットするけど、なんでなの?
・ゲルカヤノって、どんな機能がついてるの?
・ゲルカヤノってなに?
有酸素運動をはじめたての頃、このような疑問を持っていました。
多くのランナーに愛されているゲルカヤノシリーズ。
そして、ついにゲルカヤノの魅力に惹かれてゲルカヤノ26を購入。これまでより長距離のジョギングを楽しんでおります。
個人の感想ですが、ゲルカヤノ26は、ジョギング初心者やウォーキング、怪我に注意して運動したいアラフォー以降の男女におすすめ。
本記事では、ゲルカヤノ26にはどんな機能がついているのかを、私のレビューも交えながら、特徴をご紹介いたします。
- ゲルカヤノとは?
- ゲルカヤノ26の特徴
- ゲルカヤノ26をレビュー
アシックスGEL-KAYANO(ゲルカヤノ)について


国内外に多くのファンを持つアシックス。GEL-KAYANO(ゲルカヤノ)は、アシックスを代表する長距離ランニング用シューズです。
ゲルカヤノシリーズが発売されたのは、およそ四半世紀前。リニューアルを繰り返し、2019年5月にGEL-KAYANO(ゲルカヤノ)26が発売されました。
進化し続ける機能性の高さによって、数多くのランナーから支持されている有名なランニングシューズです。
ゲルカヤノはアシックスのデザイナー榧野俊一氏によって生み出された
ゲルカヤノは、シューズデザイナーの榧野(かやの)俊一氏が1993年に開発に着手。
目指したのは、サポート性があり、しっかりした作りながら足の動きに敏捷に反応できるシューズです。
出典:アシックス公式ホームページ
デザインのインスピレーションは、クワガタから着想を得たそうですよ。クワガタの硬い外骨格でありながら、俊敏で軽やかな動きが、サポート構造に影響を与えたとのこと。
快適な履き心地としっかりした構造をあわせ持つシューズが生み出されました。
川内優輝選手も愛用のゲルカヤノ
市民ランナーからプロランナーへ転向した、川内優輝選手もゲルカヤノの愛用者のひとり。
「GEL-KAYANOシリーズはクッション性と安定性があるので、路面からの衝撃もやわらげてくれます」(川内選手)
出典:アシックス公式ホームページ
トレーニングでゲルカヤノを使うことが多いようです。
プロのランナーが怪我の予防にゲルカヤノを選んで使っているので、ゲルカヤノのクッション性と安定性が、他のランニングシューズに比べて高いことがうかがえます。
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アシックスGEL-KAYANO(ゲルカヤノ)26の特徴


ゲルカヤノシリーズは、
- クッション性
- 安定性
において、優れた機能を持っていることが分かりました。
さまざまなランニングシューズがある中で、クッション性や安定性で最前線を走り続けているゲルカヤノ。
ゲルカヤノ26には、ランナーを支える最先端技術が4つも詰まっています。
- ガイダンスラインテクノロジー
- せん断形状のゲル
- フライトフォームプロパル
- ダイナミックデュオマックス
ゲルカヤノ26の4つの特徴を、ひとつずつ解説していきます。
【ゲルカヤノ26特徴①】ガイダンスラインテクノロジー


ゲルカヤノ26ひとつめの特徴は、GUIDANCE LINE™(ガイダンスライン)テクノロジー。
よりスムーズな足運びをサポートしてくれる機能です。
着地から蹴りだしまでの自然な重心移動によって、安定したスライドをサポート。
【ゲルカヤノ26特徴②】せん断形状のゲル


写真の黄色いところは、衝撃を吸収するゲルがたっぷりと貼っています。
かかとはジョギングやランニングで着地する場所なので、膝や腰など関節への衝撃に大きく関わる重要なポイント。ランニングは、ヒザへの負担が、体重の3~5倍の負荷がかかると言われています。
ヒザへの負担を軽減するため、かかと部分にゲルなどの衝撃を緩和するシューズは、メーカー各社から発売されています。
しかし、アシックスのゲルカヤノは、ゲルの形状をせん断状にすることで、いろんな角度からの衝撃でも均衡に緩和するので、膝に優しいクッション性です。
【ゲルカヤノ26特徴③】フライトフォームプロペル


クッションは、かかとだけではありません。
反発性に優れたFLYTEFOAM™ PROPEL(フライトフォームプロペル)が、ミッドソールに施されているので、軽やかな蹴りだしやスムーズな足運びをサポート。
私は、ゲルカヤノ26を購入するまでは、ニューバランスのフレッシュフォームザンテというランニングシューズを使っていました。ミッドソールのクッション性が少なかったので、ジョギングといえども距離を伸ばそうとすると、足に疲労が蓄積しやすいのが気になっていました。
ゲルカヤノ26に替えて、すね付近や太もも前側の大腿四頭筋の疲労感が軽減されていると感じます。
スロージョギングをしたときも、フライトフォームプロペルがサポートしてくれました。
スロージョギングは、前足部で着地するフォアフットという走行なので、シューズの軽量化で前足部のクッションを少なくしているシューズより、ゲルカヤノのように、前足部にもしっかりと反発性に優れた素材が入っているシューズの方が、関節への負担面で圧倒的におすすめ。
【ゲルカヤノ26特徴④】ダイナミックデュオマックス


DYNAMIC DUOMAX™(ダイナミックデュオマックス)は、内側に搭載された硬いフォーム材のことです。
ダイナミックデュオマックスがあることによって、足が着地した時に、足首が内側に倒れこむ現象(プロネーション)を抑制。安定した走りをサポートします。
ダイエットなどで運動をはじめたい方や、走ることに慣れてきて距離を伸ばしたい方は、プロネーションを抑制する機能がついたゲルカヤノをおすすめします。
アシックスGEL-KAYANO(ゲルカヤノ)26レビュー
個人の感想ですが、私がゲルカヤノ26を使ったレビューをご紹介します。
まず、結論から言うと、これまで走るたびに気になっていた左ヒザと右骨盤付近の痛みが、ゲルカヤノ26で走るようになって緩和されました。ジョギングフォームを過度に気にしすぎることなく走れています。
特に、自分にとって影響が大きかったと感じるゲルカヤノ26の特徴は、「せん状形状のゲル」と「ダイナミックデュオマックス」。プロネーションを安定させて、走行の衝撃を緩和してくれることが、快適な走りにつながっています。
右足がオーバープロネーションと言われた
私は、ジョギングを始めた頃から、プロネーションのことを知っていたので、ジョギングフォームは走るたびに気をつけていたつもりでしたが、ある時、専用の機械でランニングフォームを測定してもらったところ、右足がオーバープロネーションになっていました。
これまでは、走行時にオーバープロネーションを気にしすぎると、膝や足首などの関節に力が入りすぎてしまって、逆に関節に負担がかかりすぎてしまったり、そもそも走ることに集中できなかったりということがしばしば。
鍛練が足りないことも否めないのですが、左ひざに持病を抱えていることもあり、1時間以上走ると、私にとってはオーバーワーク。しかし、ゲルカヤノ26に替えてからは、1時間以上走っても、翌日に痛みで悩むことがなく、連日走ることができるようになりました。
あくまで個人の感想なので、人それぞれ相性はあると思いますが、私にとっては、クッション性だけでなく、プロネーション抑制機能までついているゲルカヤノ26にして、これからも自分のペースで走ることができるので、購入にとても満足しています。
ゲルカヤノ26購入前に気になっていた口コミ
ゲルカヤノを購入する前にいろんなレビューを調べていたのですが、気になったレビューとしては
「サポートされすぎることが、逆にフォームを崩す原因になるのでは?」
という意見が、少数ですが見受けられたこと。
柔らかいゲルなどでサポートされるため、着地時にふらついたりすることがクセになり、フォームが崩れてしまうという見解だそうです。
実際にゲルカヤノ26を使ってみた個人的な感想
フォームが崩してしまう原因になるというのは、足元が不安定になるということ。ふわふわしすぎているのかな、と想像していたのですが、実際は思っていたより硬くしっかりとした作り。
プロネーション抑制の機能もあるので、しっかりとした安定感のあるシューズだと感じています。
また、サポートが分厚すぎて、ジョギング初心者は間違ったフォームと気づきにくいということも考えられます。
大人になってランニングをはじめた方は、教えてくれる人が周りにいないことが多いので、ランニングフォームが間違っていることに気づきにくいでしょう。
なので、サポートが厚いことが、フォームの改善を阻害するとは思っていません。
むしろ、アラフォーになったら、関節も衰えていくことのが一般的なので、クッション性やサポート機能で、ケアをしっかりしながら、適度な運動を心がけると、長く健康的に運動を続けることができますよ。
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ゲルカヤノ26は重い?
個人的な感想ですが、ジョギングで走るのに、ゲルカヤノが『重たい』と感じることはありません。
川内選手が、トレーニング用のシューズに求めているのが重量感。走力が上がるにつれ、足さばきの良さやスピード感を求めて、シューズの軽量化を図るランナーも多いが、川内選手にとっては片足300g前後のシューズがトレーニングではベストだという。
出典:アシックス公式ホームページ
他のジョギングシューズに比べて、数十グラム重くなることもあると思います。それは、ゲルなどがしっかりと入っているということでもあります。
クッション性を下げればシューズを軽くすることができますが、クッションが弱いと足への衝撃が大きくなるので、ジョギングやランニングに慣れていないと、怪我しやすくなります。
しっかりとサポートされて、長距離ランニングに適しているシューズだと感じるので、『重たい』と感じることはありません。
かかと部分にプラスチックがあるけど、靴擦れにならない?


かかとの外側部分に、ヒールのカウンターカップが、斜めに配置されています。
かかとの靴擦れでお悩みの方は、かかと部分にプラスチックが施されていると、靴擦れが不安な方もいらっしゃると思いますが、かかとが靴擦れになったことはありません。
アッパー部分のメッシュは?


アッパーは2層構造のエンジニアードメッシュを採用しており、通気性と耐久力を損なわずに軽量化。
柔らかいニットのようなアッパーのシューズもあり、薄い生地の方が通気性が良さそうに思えますが、2層構造でも通気性が良く、足の蒸れによるマメや水ぶくれができたことは一度もありません。
くるぶしや足首部分の擦れはない?
足首周りは、分厚くサポートされています。
サポート部分の高さは、高すぎることはないので、走るたびに擦れることはなく快適。
足の幅は狭くない?
足の幅(ワイズ)も、ほどよいサイズ。
幅が狭いシューズだと、足の指の付け根部分が圧迫されて、痛みが出ることがあります。
私の足は、機械で測定してもらったところ、ワイズは2Eでした。(別の店でメジャーで測ってもらった時は3Eでしたが・・・)
私の場合、2Eのシューズだと、幅に過不足がなくフィットしていました。
ゲルカヤノには、3Eや4Eの取り扱いがあるので、ご自身の足に合わせやすいですね。
足の甲は余裕ある?
足の甲もちょうど良かったです。
日本人の足の形は、欧米の人に比べて、足の甲が高いと言われているので、ランニングシューズ選びで、足の甲の高さが気になる方は、多いのではないでしょうか?
私は足の甲の高さは標準的と言われました。シューレース(靴ひも)は、まだ余裕があるので、もう少し甲高でもフィットする履き心地で楽しめるのではと思います。
つま先は狭すぎない?
つま先のゆとり具合も、ジョギングの快適さにとても重要なポイント。
私は、ランニングシューズに疎い時、トレーニング用にナイキのスニーカーを買ってジョギングしたら、使った初日に爪下血腫(そうかけっしゅ)になった経験があります。(※ナイキのランニングシューズでは快適に走れています)
その経験から、次に選んだランニングシューズは、アッパーがニットのように伸びるニューバランスのフレッシュフォームシリーズを選択。


ニューバランスは、爪下血腫問題もクリアになり、結構お気に入りだったので、ゲルカヤノのアッパー2重構造に少し不安があったのですが、つま先部分は、足の指が動かせるほどのスペースに余裕があるので、全く問題なかったです。
むしろ、アッパーが柔らかいものは、使い込んでいくと穴が開きやすいので、長く使うならゲルカヤノのような、丈夫なアッパー素材で、ジョギング中の足の指の動きも動かしやすく、ガバガバすぎないつま先部分のシューズがおすすめ。
アーチ(土踏まず部分)のフィット感は?
アーチ部分も一般的な足形にフィットする形です。
扁平足の方は、アーチ部分の形状によって、長く使えるかが変わってきますので、試し履きをおすすめします。
先述のゲルカヤノの特徴で、ダイナミックデュオマックスが内側に使われているとご紹介しました。
プロネーション抑制のための硬い施しが内側にあるので、
「アーチが人より平らかも」
と、気になる場合は、試し履き必須です(アーチ以外でも、気になることがあれば、試し履きしてくださいね!)
あくまで私の場合になりますが、アーチ部分にストレスなく走れています。10kmぐらい走っても、靴擦れはできませんでしたよ。
シュータンはズレない?
シュータン(いわゆるベロのところ)って、長く履いているとズレてくる印象ないですか?
まだ走り込みが少ないので今後は分かりませんが、今のところ、シュータンのズレは起きてません。
上の写真だとちょっと見づらいですが、ゲルカヤノのシュータンは、ちょっと分厚い構造。まるでスポンジのような手触りです。
さいごに|有酸素運動はシューズが要
私の感想も交えながら、アシックスのゲルカヤノ26の特徴とレビューをまとめました。
長くなったので、特徴やレビューをザッと一覧にしてみました。
ゲルカヤノ26ポイント | 特徴・レビュー |
---|---|
ガイダンスラインテクノロジー | スムーズな足運びをサポート |
せん状形状のゲル | かかとの衝撃を吸収 |
フライトフォームプロペル | 前足部の反発でロングランをサポート |
ダイナミックデュオマックス | プロネーションを抑制 |
重さ | 片足300g前後 たっぷりのゲルでしっかりサポート |
かかと | プラスチックでヒールを保護 |
アッパー | 2層構造のエンジニアードメッシュ
通気性と耐久力を損なわず軽量化 |
足首まわり | 分厚く柔らかい生地で足首にフィット |
足の幅・甲 | 日本人の足形に合った履き心地
一部のデザインには4Eなどワイドあり |
つま先 | 走行時にも余裕あるスペース |
アーチ | 個人的にはストレスなし
扁平足の方は痛くなるかも |
シュータン | 分厚くメッシュ加工
今のところズレなし |
しっかりサポートしてくれる機能や安定性が高いので、ウォーキングやジョギング初心者には、ホントにおすすめです!
ジョギング上級者でタイムが気になる方は、クッション性を下げてでも軽くしたいと思いますので、トレーニング用シューズとして活用するといいですよ。
ゲルカヤノで、快適なジョギングライフを満喫しましょう。
なりたい自分になるけんね!
なるけんでした!
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